自然エネルギー大学リーグ創設

大学コミュニティの中で気候非常事態への具体的活動を進めるために「自然エネルギー大学リーグ」の設立準備会を来年2~3月に発足させる予定があります。これに関してCEN設立総会で資料が配布されました。今回、千葉商科大学の原科学長から「自然エネルギー大学リーグ設立趣意書」が提供されました。その概要は以下のようです。

持続可能な社会づくりは人類共通の目標であり、これへの貢献は大学共通の使命といえます。そしてその一つに再生可能エネルギー100%社会づくりがあります。

 これに大学が取り組むことには大きく二つの意義があります。第一に、大学自らが行動することで、大学以外の企業や自治体、公的組織、NGO など、他の主体に影響を及ぼせることです。もう一つは、再エネ 100%社会に変えて行く人材の育成です。机上の学問だけでなく、実際に個々の大学が自然エネルギー100%を実現し模範を示すことが必要です。これが生きた教育になります。

そこで、次の二つの参加条件に該当する大学でリーグを結成したいと考えています。 

1. 大学(あるいはキャンパス)の使用電力量を目標に、2030 年以前の自ら定める年限までに、自然エネルギー電力を生産もしくは調達することを大学として決定し公表する。

2. 大学としてその具体的な計画を策定し実行する。