造船所のドックに入りました、「帆船 BLUE OCEAN みらいへ」です。

このような姿はなかなか見ることがありませんね。

貝などの付着を防ぐ黒い防汚塗料が塗られたところは、普段は水に浸かっています。青い船体よりも水面下の方が深さがありますね。高さ30Mのマストにセイルを広げて、風を受けても横倒しにならないように、水面下が深く、重く作られています。

いよいよシュラウドのワイヤーを交換します。あらかじめラットライン(縄梯子状の横向きのロープ)は外しておきました。両側からクレーンで登って、1本ずつ、新しいワイヤーに交換していきます。

上側を取り付けたら、下側も取り付けて、元のテンションに調整します。


無事ワイヤーの交換が終わりました。この後、船員の手で、ボランティアの皆さんと一緒に作った新しいラットラインを取り付けて、また縄梯子状にしていきます。
さて、ドック作業の間も、陸上および船内ではセイルの縫製が続いています・・・


次回、いよいよ完成したセイルが見られるのでしょうか?
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造船所の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。