「気候非常事態ネットワーク」の活動が評価されました

特定非営利活動法人ゼリ・ジャパン(事務局:東京都品川区東品川1-25-8、理事長:更家悠介、サラヤ株式会社代表取締役社長)、は2021年11月22日、環境省が主催する「令和3年度気候変動アクション環境大臣表彰」の普及・促進部門(緩和分野)において、「脱炭素社会の実現を目指す「気候非常事態ネットワーク」の推進」の活動が評価され、表彰を受けました。

この「気候変動アクション環境大臣表彰」は気候変動対策推進の一環として、顕著な功績のあった個人・団体をたたえるために環境省が主催しているものです。

令和3年度気候変動アクション環境大臣表彰
・部門名:普及・促進部門(緩和分野)
・活動名称:「脱炭素社会の実現を目指す「気候非常事態ネットワーク」の推進」

2020年に、ゼリ・ジャパン顧問の山本良一東京大学名誉教授の主導のもと、カーボンニュートラル社会を目指すため産官学の多数の有識者が発起人となり、自由で開かれた「気候非常事態ネットワーク(CEN)」を設立し、ゼリ・ジャパンが事務局となりました。

 

・自治体、企業、専門家、NGO、市民などが自由に交流できるプラットフォームの構築
・気候非常事態朝食会などの交流会の開催
・カーボン・ニュートラルに資する製品・サービス・ソリューションの普及
・国内外の先進的な取り組みのデータベースの構築および公開
・「気候非常事態宣言とカーボン・ニュートラル・プラン」に関する国内サミットの開催
 などを目的としています。

山本良一東京大学名誉教授更家悠介ゼリ・ジャパン理事長

全国の1,700を超える自治体に対して「気候非常事態宣言の要請」を郵便で送付するなど、直接的な呼びかけを行ない、また「気候非常事態行動計画作成ガイドブック」を制作し、具体的な指針の普及にも努めてきました。2021年6月には「気候非常事態とカーボンニュートラル」サミット、10月には「CEN Youthサミット」を開催しました。

令和3年度受賞者一覧
・12月8日に表彰式と受賞者フォーラムが東京ビッグサイトで行われました。
・この時の模様はYouTube(環境省地球温暖化対策課)で視聴できます。
竹内光男事務局長が環境省地球環境審議官の正田寛氏から表彰状を授与されました。(1:31:15-)
・気候非常事態ネットワークClimate Emergency Network(CEN) 公式サイト

ゼリ・ジャパンはこれからも多くの方々と協力しながら、脱炭素社会の実現に向けて活動を継続してまいります。

■特定非営利活動法人ゼリ・ジャパンについて
1994年に港区青山の国連大学学長の特別顧問として招聘されたベルギー人グンター・パウリ氏が世界中に廃棄物を出さないビジネスモデルの需要性を唱えた「ゼロ・エミッション構想」(ZERI, Zero Emissions Research and Initiatives)を発信。その後、スイスのジュネーブにゼリ財団を設立。2001年には日本支部として、ゼリ・ジャパンが設立ました。サラヤ株式会社の更家悠介社長が理事長に就任し、活動を推進しています。また、ゼリ・ジャパンでは「気候非常事態ネットワーク」のほかに、太陽光などの再生可能エネルギーだけで航行する船「ポリマ号」を使って海洋プラスチック汚染問題に関する啓発活動を行なっています。2025年開催の大阪・関西万博のTEAM EXPO 2025にも共創チャレンジとして登録しています。
・ポリマ号の「ブルー・オデッセイ」プロジェクトサイトお問い合わせ:
特定非営利活動法人 ゼリ・ジャパン         
〒140-0002 東京都品川区東品川1-25-8      
Tel: 03-6863-8170 / Fax: 03-6863-8170 / Email: info@zeri.jp
担当:竹内、山本、松下

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