ゼリ・ジャパンとは

ZERI JAPAN( Zero Emission Research and Initiative)

ゼリ・ジャパンとは資源とエネルギーを循環再利用し、廃棄物を0に近づける「ゼロ・エミッション構想」(ZERI:Zero Emissions Research and Initiative)を出発点として、日本における環境教育の啓発と実践、産業クラスター(連環)の構築、会員企業への情報提供や技術指導などを行い、循環型社会を実現するために2001年に設立されたNPO法人です。

ゼリ・ジャパンの目的

21世紀に生きる企業はその生産活動に責任を持ち、排出する廃棄物を限りなくゼロに近づける生産システムを構築しなければなりません。また、より少ないインプットで、より大きな効果や収益をあげ、かつ無公害であるという循環型産業システムや産業クラスター(連環)の構築を進めなくてはなりません。

ゼリ・ジャパンはZERIの概念に基づき、日本国内における環境活動の実践と企業に対する環境保全活動の啓発を通じて循環型産業システムを構築することを目的としています。

ゼリ・ジャパンの活動

  1. 環境教育の啓発と実践事業
    • 環境教育活動の実施
    • ゼロエミッションの普及啓発事業
  2. 環境技術の開発と供与事業
    • 海洋プラスチック汚染に対する取り組み( レース・フォー・ウォーター財団との協働 )
    • 環境保護支援( BCTJ:ボルネオ保全トラスト・ジャパンとの協働 )
    • 講演会事業
  3. 産業連鎖の提案と構築および実践事業
    • コンサルタント事業
    • 各種団体間の産業連環
  4. 循環型産業システムの提案と構築、および実践事業
    • 国際協力事業
    • 国内協力事業
    • ガビオタスの友基金運営(活動休止中)

ゼリ・ジャパン特別顧問 グンター・パウリ

更家とパウリ氏との邂逅

理事長の更家悠介は、1982年に大阪青年会議所の活動を通して、後にゼロエミッションの提唱者のひとりで環境問題の世界的権威となったグンター・パウリ氏に出会いま した。その後、1994年4月に、パウリ氏は来日し、東京にある国連大学で、第3代国連大学総長エイトール・グルグリーノ・デソウザ(Heitor Gurgulino de Souza)氏のもとで京都議定書準備の補佐をしていました。

この時期にパウリ氏は、ZERI (Zero Emission Research and Initiative) を創設しました。ZERI構想とは、ひとつの産業の廃棄物は他の産業の原料となり、産業が生態系のように資源を循環して、再利用する仕組みとなる構想です。

2001年に、更家はZERIの日本拠点として特定非営利活動法人ZERIジャパンを設立し、自ら理事長に就任しました。事務所は東京サラヤ株式会社 本社2階にあります。パウリ氏のZERI構想は、今では持続可能なビジネスとしての「ブ ルーエコノミー」に発展して、実現段階にあります。いわゆる「サーキュラーエコノミー」と同義語です。

(左)若き日の更家とパウリ氏  (右)更家とパウリ氏(2010年)