世界に先行する先端技術

本パビリオンは、日本が世界に先行する先端技術を、近未来の建築の材料や工法として開発を行い実現させることで、これらの技術が社会の裾野へと普及・展開していくための、発信の場として機能します。

コンセプト

この度我々は、世界に類を見ない新しい素材と構造の提案を行いました。

メインドームは、これまで飛行機や車のボディーに使われているが、まだ建築の主体構造としては使われていないCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic = 炭素繊維強化プラスチック)のチューブを採用しました。
それにより構造体を、基礎のために掘削した土の重さ以下に抑えることにより、この地盤の弱い埋立て地に、杭工事を無くすことに成功しました。また、この軽い建物は会期後の移設も容易になります。サブドームは、坂茂建築設計が世界初の開発をした再生紙の紙管構造と竹集成材の構造を採用しました。

新たな挑戦

  • 環境に配慮した「紙管」、「カーボンファーバー」、「竹」をパビリオン構造材に使ったドーム型建築
  • コンクリートなど、リサイクルできない素材を使用せず産業廃棄物を徹底的に削減。パビリオンそのものを移設予定