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COP26における「気候危機と若者」
英国グラスゴーで開かれたUNFCCCの締約国会議(COP26)では、温暖化対策の強化を訴えるデモ行進もありました。「気候正義」を求める若者の声は世界中に広がっています。 11月21日付けの朝日新聞朝刊フォーラム面の「気候 […] -
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農地土壌による炭素の吸収について
土壌を炭素の貯留場所にしようという提案があります。農法を工夫することで、土壌中の有機物を増やそうというものです。 「地球温暖化対策計画における対策の削減量の根拠」のp142「農地土壌炭素吸収源対策」 これが、どの位の効果 […] -
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亜酸化窒素の社会的費用、オゾン層破壊考慮で2割増しに
二酸化炭素、メタンに次ぐ温室効果ガスである亜酸化窒素(N2O)はオゾン層破壊物質でもあり、その主な放出源は、燃焼、化学工業、窒素肥料、脱窒です。このN2Oの社会的費用に、オゾン層破壊作用が勘定されていませんでした。今回、 […] -
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アマゾン熱帯林の年間喪失が過去最大に
アマゾン熱帯林が森林破壊の象徴だった時代がありましたが、ここ10年程は収まっていました。それが3年前から失われる面積が連続して増加しており、遂に2020年8月から2021年7月までの一年で1万3000平方キロメートル余り […] -
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EUの炭素除去の遅れがもたらすコスト増とターゲットの実現性低下
大気中二酸化炭素除去を早急にEUは開始しないと、余計にコストがかかるばかりか、気候ターゲットの到達も困難になるという論文が出ています。 EUが炭素除去を遅らせると何が起きるのかを直接空気捕集炭素隔離(DACCS)とバイオ […] -
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実質ゼロの環境省による定義と、その課題について
環境省のページでは実質ゼロを次のように定義しています:「実質排出量ゼロ:CO2などの温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と、森林等の吸収源による除去量との間の均衡を達成すること」 つまり、排出量をゼロにすることは諦め […] -
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「CO2」「気候危機(climate crisis)」がオックスフォード英語辞典見出し語に加わる
言葉の様々な用法を収集し解析して「英語」の歴史的発展まで辿るOED(オックスフォード英語辞典)。今回、これまで化学式を見出し語にしたものは2例しかなかったところに、2021年10月の定期見直しで新たに三例目を加えました。 […] -
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NPJ Clim. Atmos. Sci.「酷暑・豪雨、有史以来の範囲を遥かに超えている」
気候が非常事態にあることを確認する話です。酷暑も豪雨も、有史以来の範囲を遥かに超えているという論文が出ています。 1970年代以降、平均気温は10年で0.25℃のペースで上昇しています。この上昇が無ければ、近年の極端な気 […] -
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バイオ炭の導入で炭素排出16%の削減が可能に
イギリスBBCのラジオBBC SOUNDSが、炭化で炭素の排出が16%削減すると番組で流しています。 アマゾンの民族が何千年にも亙って採用してきた炭をつくる技術を大規模化して使えば、再生可能エネルギーに並ぶ温暖化対策の切 […] -
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過去2万4000年の全球平均地表気温の変化が発表
過去2万4000年の全球平均地表気温の変化が発表されました。 【オリジナル論文】”Globally resolved surface temperatures since the Last Glacial Maximum […]