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混沌から制御へ バタフライ効果を逆手にとって、気候の制御を目指す
「クレオパトラの鼻が低かったら、大地の全表面は変わっていただろう」とフランスの哲学者パスカルが書いています。ちょっと待ってください。鼻の高さってそんなに重要なんですか?と思ったりもしますが、出発点におけるほんの些細な変化 […] -
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森林×脱炭素チャレンジ2022(林野庁)
早朝、静寂の森。ひかえめに響く小鳥たちのさえずり。木々の間からきらきらと差し込む朝の陽射し。ゆっくり深呼吸すると、清らかでしっとりとした空気が胸を満たします。 多様な動物相と植物相、川、文化、信仰、木材、海への栄養供給. […] -
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EUの炭素除去の遅れがもたらすコスト増とターゲットの実現性低下
大気中二酸化炭素除去を早急にEUは開始しないと、余計にコストがかかるばかりか、気候ターゲットの到達も困難になるという論文が出ています。 EUが炭素除去を遅らせると何が起きるのかを直接空気捕集炭素隔離(DACCS)とバイオ […] -
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NPJ Clim. Atmos. Sci.「酷暑・豪雨、有史以来の範囲を遥かに超えている」
気候が非常事態にあることを確認する話です。酷暑も豪雨も、有史以来の範囲を遥かに超えているという論文が出ています。 1970年代以降、平均気温は10年で0.25℃のペースで上昇しています。この上昇が無ければ、近年の極端な気 […] -
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過去2万4000年の全球平均地表気温の変化が発表
過去2万4000年の全球平均地表気温の変化が発表されました。 【オリジナル論文】”Globally resolved surface temperatures since the Last Glacial Maximum […] -
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対流圏界面の上昇について
対流圏界面(北半球)が過去40年に亙って10年で50m~60mのペースで高くなっているそうです。 1980年から2000年の間について既に報告されていた傾向が、21世紀最初の20年も継続していたことになります。ただし原因 […] -
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メタンの排出抑制について
2021年10月15日にお知らせしたアメリカのバイデン大統領肝いりの「グローバル・メタン・プレッジ」。COP26では、思惑通りの成果を得たようです。 確かに、今では1.1℃の気温上昇の半分はメタンが原因だと言う説もあり、 […] -
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マイクロプラスチック・エアロゾルの気候への影響
レジ袋にストロー。プラスチックの環境影響が話題になっています。廃棄されたプラスチックが環境汚染を引き起こし、生物に悪影響をもたらすことは古くから広く知られていましたが、最近では特に、プラスチックが細かくなったマイクロプラ […] -
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生物地球化学的循環経路の向上と食料安全保障について
実質ゼロで大きな問題になるのは、他の様々な重要課題、たとえばSDGsとか資源・エネルギーとかとの両立です。10月27日付けニュース#5でお伝えしたオックスフォード大学出版局創刊の雑誌「Oxford Open Climat […] -
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論文「2100年以降も見据えた気候変動研究・行動を」
地球システムと人間社会とは、まるで違った時間スケールをもっています。これが、地球環境問題を理解する困難さの一因でもあります。今回、「2100年までしか考えないのではだめだ。そんな調子では、2500年にアマゾンは不毛地帯と […]