社会的ティッピング・ポイント研究の国際動向

昨年11月6日、山本良一CEN名誉会長の寄稿記事をニュースレターでご紹介しました。

今回は環境新聞に特別寄稿された記事(3月22日)をご紹介します。

環境新聞:特別寄稿
「社会的ティッピング・ポイント(社会的転換点)研究の国際動向」
山本良一・東京大学名誉教授
(「リンク:寄稿全文」をクリックすると全文が読めます。)

最近発表された研究結果にも触れながら、世界の状況と今後の展望ついて概観しています。本文は27ページで、内容は以下のようになっています。

前文
1.   気候のティッピング・ポイント(CTP)
2.   ティッピング・ポイント概念の歴史
3.   ティッピング・ポイント(TP)の定義
4.   4つの種類のティッピング・ポイント(TP)
5.   社会的ティッピング・ダイナミクスに関するOttoらの研究(ref.4)
6.   社会的ティッピングの引き金を引く
7.   オランダのSTPアライアンス
8.     スイス政府がCTPに関するIPCC特別報告書作成を提案
9.   エクセター大学におけるCTP、STPに関するグローバルカンファレンス
10. STPについての批判
11. 2023年EU会議はCTP、STPに注目(ref.13)
12. OECDはCTPに関する詳細なレポートを公表(ref.14)
13. ティッピング・ポイントの研究例
14.   CTPは地政学を塗り替える可能性がある(ref.15)
15. 緊急時の対応における民主主義と代議制(ref.16)
16. CTPの経済的インパクト
17. 2023年のSTP、CTPの国際動向
結論

是非ご一読下さい。