地中海の嵐 激甚化する気象災害

メディケーン。あまり聞いたことがない言葉ですが、「メディタレーニアン」(地中海)と「ハリケーン」からなる言葉です。地中海で発生する台風のような低気圧で、大雨を伴います。年に1回から3回くらいしか発生しない、比較的珍しい現象ですが、今年発生して「ストーム・ダニエル」と名付けられたものは、ギリシャに上陸して、9月5日から6日にかけて24時間の間に18ヶ月分に相当する量の雨を降らせ、大きな被害をもたらしました。その「ストーム・ダニエル」がその後向かった先が、リビアです。

9月10日、リビア東部の都市デルナでは大雨によって上流のダム2つが決壊してしまい、都市部の広範囲にわたって濁流が襲い、1万人以上が命を落とし、行方不明者も1万人を超えているようです。市の人口の15%にあたる3万人以上が住まいを追われたという推計もでています。

混乱が続く政治情勢のためにインフラの整備が進んでいなかったことも、被害が甚大になった要因のひとつだと指摘されています。

気候変動により、気象災害が激甚化すると言われています。私たちの周りにはどんなリスクがあるのか、どう備えるべきか。そうしたことをテーマにしたセミナーが開催されますので、ご案内します。

名称: 気候変動適応関東広域協議会 気候変動適応セミナー 
    ~気候変動によって激甚化する気象災害に備える~

日時: 2023年9月27日(水)13:30~16:00
会場: オンライン 
主催: 気候変動適応関東広域協議会事務局(環境省関東地方環境事務所環境対策課)
参加費: 無料 

主な内容:下記HPより抜粋 

・開会挨拶
東京大学生産技術研究所教授/東京大学社会科学研究所特任教授(災害時孤立対策分科会座長) 加藤 孝明 先生

・情報提供 「気候変動適応における広域アクションプラン(災害)」の活用
 環境省関東地方環境事務所環境対策課地域適応推進専門官 川原 博満

・講演1 勢力を増す台風 ~我々はどのようなリスクに直面しているのか~
 環境省地球環境局総務課気候変動適応室 室長補佐 秋山 奈々子

・講演2 流域治水対策(鶴見川流域を中心として)
 国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所 事業対策官 大野 智弘 氏

・講演3 日本郵便株式会社における事業継続に向けた取組
 日本郵便株式会社総務室 危機管理担当 課長 若松 忠秀 氏

・講演4 災害時のトイレ事情と対策
 特定非営利活動法人日本トイレ研究所 代表理事 加藤 篤 氏

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