草原のこじれた関係 修復に75年

「半自然草原」という言葉を初めて知りました。人間が管理しなくても自然に草原の状態が維持されるのが「自然草原」。人間が火を入れたり、放牧や草刈りなどして管理しないと森林になってしまうようなところが「半自然草原」なのだそうです。

半自然草原には多様な昆虫や植物が生息していますが、何らかの理由で管理が止まって森林化してしまうと、そこをまた伐採して草原(再生草原)にしても、本来の半自然草原が持っていた昆虫と植物の多様性を取り戻すためはなんと75年以上も管理をし続けなければならないことが分かりました。

草原の花と昆虫の関係修復には75年以上草刈り管理を続けることが必要!(神戸大学、2025年3月13日)

この研究では、半自然草原に作ったスキー場と、再生草原に作ったスキー場を比較しています。自分は今までスキー場をこんな視点で考えたことはなかったので、なかなか興味深いなと思いました。それにしても、こじれた関係の修復に75年ですか。考えようによっては、人間関係の修復の方がほうがまだ楽ということですかね…。

さて、八千代エンジニアリング株式会社の主催で「CDP2025質問書」に関するセミナーが開催されるのでご案内します。

名称: CDP2025回答ポイント徹底解説!「CDP2025気候変動・水セキュリティ・フォレスト」 回答の注意点、ポイントをわかりやすく解説!
日時: 2025年5月22日(木)11:00~11:50 
会場: オンライン 
主催: 八千代エンジニアリング株式会社
参加費: 無料 

主な内容:下記HPより抜粋 

本セミナーでは、「CDP2025質問書」について、回答の全体像、目的、構成やスコアリングの概要をわかりやすく解説します。さらに、CDP認定コンサルティングパートナーとして多くの企業さまをご支援してきた知見や経験に基づき、昨年のご支援で実際に多く寄せられたご質問や、CDP回答に要求されるデータ、回答作成時に見落としがちな点について、ポイントを絞って詳しく説明します。

●下記のような課題を感じる、企業の担当者さまにおすすめです 
・初めて回答を担当するので、CDPの全体像を知りたい
・昨年CDPの回答をしたが、もう一度基本を知りたい
・回答対応にあたり、データ準備や関連部署との調整で戸惑った
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講演者:八千代エンジニヤリング株式会社 事業開発本部 
    サステナビリティサービス部 コンサルタント 川嶋 里沙

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