エルニーニョ 何かいいことあったのか

”エルニーニョ”が”幼子イエス・キリスト”を意味しているという話は聞いたことがあります。でも、どうしてこんな厄介なものをキリストに準えて名付けたんでしょうか…。

1891年の初め、南米ペルーの北部に位置する砂漠地帯。ふだんは雨がほとんど降らない乾燥した大地に、60日間も激しい雨が降り、洪水が起こりました。一方、海岸には無数の流木が漂着し、本来そこにはいないはずのワニの死体までもが打ち上げられました。

1892年にはリマ地理学会の副会長カミロ・カリージョが、クリスマスの頃に現れ、いつもと逆の北から南に流れる暖かい海流を地元の漁師たちが”エルニーニョ”と呼んでいることを論文で初めて紹介しました。

ペルー沖の海はふだん、南極の方から流れてくる冷たいフンボルト海流の影響でとても冷たく、獲れる魚の種類も決まっています。しかし、この時期に海が温まると、ふだんは見られないカラフルで美味しい熱帯の魚たちが北からやってきます。漁師たちはこれをクリスマスの贈り物ととらえ、エルニーニョ(幼子イエス)として歓迎していたわけです。

さらに、贈り物が届いたのは海だけではありませんでした。農業を営む人々にとっても、エルニーニョと時期を同じくして降る雨が砂漠を緑に変えていました。このおかげで家畜が増え、綿花の収穫が2倍になるなど、地元の農家はこの気候の変化を賢く利用していたそうです。

このような現象は少なくとも何世紀も前から起こってきたそうです。1891年のものは極端なものでしたが、なるほど、昔の地元の人たちにとっては神の恵みをもたらす存在だったんですね。そりゃエルニーニョと名付けたのも納得ですね。

さて、関東経済産業局などの主催で脱炭素経営に関するイベントが開催されるのでご案内します。

名称: 省エネ×CNで選ばれる企業へ! ~高まる環境配慮要請に向けた先進企業の取組を紹介~
日時: 2026年2月27日(金)13:30~16:15 
会場: コモレ四谷 タワーコンファレンス/オンライン 
主催: 関東経済産業局、独立行政法人中小企業基盤整備機構関東本部
参加費: 無料 

主な内容:下記HPより抜粋 

○ 開会挨拶 関東経済産業局

○ GXリーグの方向性(仮) 経済産業省

○ サプライチェーンを見据えた脱炭素の取組紹介(仮)
・矢崎総業株式会社(静岡県裾野市)
・旭陽電気株式会社(山梨県韮崎市)
・株式会社エフ・シー・シー(静岡県浜松市)
※登壇企業は今後追加される可能性があります。

○ 中堅・中小企業の省エネ事例紹介
・株式会社旭フーズ(埼玉県日高市)
・株式会社アルファ 群馬工場(群馬県館林市)
・昭和電気鋳鋼株式会社(群馬県高崎市)

○ 支援策紹介 中小企業基盤整備機構

○ 閉会挨拶 中小企業基盤整備機構

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