デジタル技術関連企業が排出量過少報告

デジタル技術関連の主要56社を調べたら、自己申告された二酸化炭素換算排出量が2019年時点で実量の半分以下だったそうです。

組織が「実質ゼロ」を達成するには、そもそも温室効果ガスを幾ら排出しているかを正しく把握するのが出発点です。そこでその方法論を整備していたところ、たまたま事例として取り上げたデジタル技術関連業界で過小報告がされていることに気づいたとの事です。

報告が特に不備だったのがバリューチェーンからの排出。総量で4億トン近くに達する過少報告量はオーストラリア一国分に相当します。