環境白書をみて思い出す

先日、出かける前に忘れ物に気がつきました。急いで部屋に戻ったのに、入った瞬間、「あれ、なにを探しに来たんだっけ?」となってしまいました。

脱炭素の方法や、制度の変更などの情報を追っているとつい忘れがちになってしまうのですが、そもそもなぜ二酸化炭素排出量を削減したいのかといえば、自然環境や生物多様性を守って持続可能な社会を作りたいからなんですよね。

6月7日に環境省が「環境白書」「循環型社会白書」「生物多様性白書」を公表しました。

環境白書は、もともと1969年~1971年に厚生省が発行した「公害白書」から始まります。1972年からは名前が変わって環境庁による「環境白書」となりました。やがて2007年には「循環型社会白書」、2009年から「生物多様性白書」も加わり、今に至っています。

全体版は331ページもあって目が回りそうですが、概要なら35ページでカラフルに整理されていますので、ちょっとコーヒーを飲む間に目を通してみるのも、悪くないですね。

令和4年版 環境・循環型社会・生物多様性白書
概要全体版と分割版

いま何が起きているのか、どんな解決法が考えられているのか、どんな対策が実施されているか、課題は何か…。この全体版の目次からトピックを選んで拾ってみるのもいいですね。