G7札幌 環境大臣会合 短い一文の重み

北海道札幌市で4月15日・16日に、G7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合が開かれました。参加したのはG7だけではなく、他にも招聘された国と国際機関がありました。

G7以外の国としては、
・インド(G20議長国)
・インドネシア(ASEAN議長国)
・アラブ首長国連邦(UAE)(COP28議長国)
の3カ国。

国際機関では、
・国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局
・経済協力開発機構(OECD)
・国際エネルギー機関(IEA)
・国際再生可能エネルギー機関(IRENA)
・東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)
・国際自然保護連合(IUCN)
・持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)
が参加しました。

電気自動車の導入目標や石炭火力発電の廃止時期の明示をめぐって欧米と日本の意見の対立がかなりあったようですが、最終的には共同声明を出すことはできました。評価はいろいろだと思います。ただ、上記のようにさまざまな国と機関が参加したことの意味や、G7の国々はもちろん、世界の多様な国々それぞれに状況が違うことを考えると、少しでも前進した形で合意できたことは良かったのではないかと思います。

環境省のサイトに掲載されている「コミュニケの要点」の概要に、「各国の事情に応じた多様な道筋を認識しつつ、それらがネットゼロという共通目標につながることを強調。」との一文があります。短い文ですが、この言葉が意味するものは小さくないですね。

環境省:「G7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合 コミュニケの要点」

さて、この会合に先駆けて、4月13日に札幌市でひとつのフォーラムが開催されていました。その動画と資料が公開されたのでお知らせします。

名称: 「自然エネルギーと北海道・日本の未来
    G7札幌気候・エネルギー・環境大臣会合に向けて」


共催: 公益財団法人自然エネルギー財団
    一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構
    NPO法人北海道グリーンファンド

こちらのリンクから詳細を見ることができます。主な内容は以下の通りです。

【開会挨拶】
鈴木 亨(NPO法人 北海道グリーンファンド 理事長)
大野 輝之(自然エネルギー財団 常務理事)

【第1部】トーク「なぜいま北海道なのか?」
話題提供: 相川 高信(自然エネルギー財団 上級研究員)
スピーチ:
 水口 伸生(北海道 経済部環境・エネルギー局 局長)
 菅原 祐雄(札幌市 環境局長)
 石井 一英(北海道大学 大学院工学研究院 環境創生工学部門 教授)

【第2部】パネルディスカッション「自然エネルギーで北海道を元気にする」
加藤 龍幸(石狩市長)
片岡 春雄(寿都町長/風力発電推進市町村全国協議会 会長)
吉田 悟(株式会社北拓 取締役副社長)
上村 浩貴(DENZAI株式会社 代表取締役社長)
斉藤 哲夫(自然エネルギー財団 上級研究員)
モデレータ:大林 ミカ(自然エネルギー財団 事業局長)

【第3部】パネルトーク「自然エネルギーのある北海道の未来について」
榎 昭博(留萌市 農林水産課長)
高橋 孝介(株式会社グリーンパワーインベストメント 洋上風力事業開発本部 企画調整グループ マネージャー )
山東 晃大(自然エネルギー財団 上級研究員)
モデレータ:小林 ユミ(NPO法人 北海道グリーンファンド 事務局長)

【閉会挨拶】
末吉 竹二郎(自然エネルギー財団 代表理事・副理事長)