サミット「脱炭素に効果的な自然エネルギーの調達」

モノがあふれる大量消費社会。豊かなように見えますが、なんでも買って用を足せるようになってしまうので、「すでにあるものを使って工夫する」という発想が貧しくなってしまうような気もしますね。

山を切り開いて太陽光発電。風車を建てて風力発電。得るものもありますが、環境や景観という、貨幣に換算しにくい大きな価値を失うような側面があります。

そんななか、岩手県釜石では、去年7月末から既存の防波堤に波力発電装置を設置して実証実験が行われています。これが実用化されると、世界初の事例になるそうです。

釜石新聞NewS 縁トランス:挑戦!釜石湾口防波堤で波力発電 マリンエナジー実証試験開始、再生エネルギー「地産地消」目指す

地元経済の活性化、設置コストの削減といった面でも大きなメリットがあるようですね。まだまだ工夫次第で、さまざまな再生可能エネルギーの調達方法は見つかりそうです。

さて、自然エネルギー財団の主催で毎年行われているサミットをご案内します。

名称: RE-Usersサミット2023 脱炭素に効果的な自然エネルギーの調達
日時: 2023年6月14日(水)13:30~17:00
会場: (会場参加の受付は締切られています)/オンライン
主催: 公益財団法人 自然エネルギー財団
参加費: 無料
主な内容: 下記HPより抜粋 
(日英同時通訳あり)
・開会挨拶 
トーマス・コーベリエル    自然エネルギー財団 理事長 
RE-Users活動報告
石田 雅也 自然エネルギー財団 シニアマネージャー(ビジネス連携)

・基調講演
アンドリュー・グルーマック RE100 テクニカルアドバイザリーグループ チェア
(CDP リニューアブルエナジー シニアマネージャー)

・特別講演
マシュー・ブレイマン Google Asia Pacific データセンターエナジーストラテジー

・先進ユーザー事例
武田 有紀    NTTドコモ 経営企画部 サステナビリティ推進室長
向井 聡    村田製作所 新規事業推進部 エネルギープロジェクト推進課 シニアプロフェッショナル

・政策・市場動向
潮 高史    経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー課 課長補佐
豊田 祐介    デジタルグリッド 代表取締役社長

・パネルディスカッション:「電力調達の課題と解決策」
井上 哲 ソニーグループ HQ総務部 Global Governanceグループ
潮 高史    経済産業省 資源エネルギー庁
関川 絵美子 キリンビール 生産本部 技術部 主務
吉田 朗    アマゾン ウェブ サービス ジャパン 公共政策部 プリンシパル
[モデレーター]石田 雅也 自然エネルギー財団

・閉会挨拶
大野 輝之    自然エネルギー財団 常務理事

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