アルプスを走り抜ける 自転車利用で脱炭素

「うわー、これは気持ちよさそうだな?」と思ったり「う、これはかなりキツイだろうな…」と思ったり。長野県のJapan Alps Cycling Road の総集編の映像です。

Japan Alps cycling Road テストライド 総集編

善光寺や松本城、諏訪湖などの観光地と3つのアルプスをつないで長野県を一周する全長約800kmのサイクリングルートです。山の多い長野県だけあって、登る高さの累計を表す”獲得標高”はなんと12,000m。つまり計算上はエベレストよりずっと高いところまで登ってしまうことになります。

自転車は、その場所の空気を肌で感じられるのがいいですよね。車で走り抜けるだけではちょっと得られない満足感があります。

長野県は2019年に気候非常事態宣言を行いました。そして2050年のカーボンニュートラルを目指してさまざまな取り組みを行なっているのですが、それが「長野県ゼロカーボン戦略 ロードマップ骨子」(2023年3月)にまとめられています。

「長野県ゼロカーボン戦略 ロードマップ骨子」

この中の交通(運輸)分野の取り組みとして、”「Japan Alps Cycling Road」など自転車走行空間の整備促進”が記載されています。

自転車の活用で脱炭素に貢献できるだけでなく、健康にもいいし、こうしたサイクリングのルートを整備することは観光地の魅力のひとつにもなりますから、地域経済の振興にも役立ちますよね。

脱炭素社会の実現にはさまざまな手段があります。私たちが普段の生活の中でできることは、何でしょうか。そんなことがテーマのセミナーが開催されるのでご案内します。

名称: オンラインセミナー「2050年脱炭素社会の実現に向けて私たちができること」
日時: 2024年1月24日(水)18:00~19:45 
会場: オンライン 
主催: 神奈川県、公益財団法人地球環境戦略研究機関
参加費: 無料 

主な内容:下記HPより抜粋 

【プレゼンテーション】
「欧州市民会議からの学びと日本への示唆」
甲斐沼 美紀子 公益財団法人地球環境戦略研究機関 研究顧問

「IGES『1.5℃ライフスタイル』実践からの示唆」
渡部 厚志 公益財団法人地球環境戦略研究機関 持続可能な消費と生産 プログラムディレクター

「脱炭素社会の実現に向けた神奈川県の取組」
神奈川県 環境農政局 脱炭素戦略本部室

「福岡県大刀洗町の『自分ごと化』会議の取組」
村田 まみ 福岡県 三井郡 大刀洗町役場 地域振興課長兼自治振興係長

「ゼロカーボン社会共創プラットフォーム『くらしふと信州』が目指す、ゼロカーボンで持続可能な暮らし」
藤原 智子 長野県 環境部 環境政策課 主任

【パネルディスカッション】

テーマ「2050年脱炭素社会の実現に向けて私たちができること」

モデレーター
・川上 毅 公益財団法人地球環境戦略研究機関 事務局長

パネリスト
・室橋 祐貴 一般社団法人日本若者協議会 代表理事
・甲斐沼 美紀子 公益財団法人地球環境戦略研究機関 研究顧問
・渡部 厚志 公益財団法人地球環境戦略研究機関 持続可能な消費と生産 プログラムディレクター
・村田 まみ 福岡県 三井郡 大刀洗町役場 地域振興課長兼自治振興係長
・藤原 智子 長野県 環境部 環境政策課 主任 
・神奈川県 環境農政局 脱炭素戦略本部室

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