寿命500歳の時代

「線虫の寿命を500%伸ばすことに成功した」という研究結果が2020年に公表されました。

Science Daily: Pathways that extend lifespan by 500 percent identified

C.elegans という線虫は人間と共通する遺伝子を多く持ち、寿命が3-4週間と短いため、遺伝子や環境の変化が寿命に与える影響を調べるのに便利で、老化に関する研究によく使われているのだそうです。

そして、この線虫の遺伝子を操作することで寿命を5倍に伸ばすことができることが分かったそうです。人間でいうと400~500歳まで生きられるということになります。500年ですよ。戦国時代から平成までずっと生きている、というイメージです。驚きです。

この記事を読んだときに、ふと思いました。こうした研究が進んで、寿命が500歳になる時代では、物事をもっと長期的な視点から見るようになって、環境保護についてもっと真剣に考える人が増えるのではないか、と。なにしろ、いまの自分が環境に悪いことをしていると、100年後、200年後まだ生きている自分にしっかり跳ね返ってくるわけですからね。

しかし、それ以前に寿命が長くなるぶん、世界人口も増えすぎてしまって、それはそれで大変な世界になっているのかもしれませんね。ともあれ、想像を広げてくれる面白い話だと思いました。

そうは言っても一番いいのは、寿命が伸びなくても環境のことを真剣に考えることですね。

さて、ネイチャーポジティブ経済の実現についてセミナーが開催されるのでご案内します。

名称: 環境セミナー「ネイチャーポジティブ経済実現に向けた国内外の動きについて」 
~ネイチャーポジティブ移行戦略を中心に~
日時: 2024年5月21日(火)15:00~16:30 
会場: オンライン 
主催: 特定非営利活動法人 日本環境倶楽部
参加費: 無料 

主な内容:下記HPより抜粋 

このたび、「生物多様性国家戦略」における2030年目標達成のための基本戦略のひとつである「ネイチャーポジティブ経済の実現」の重点施策として「ネイチャーポジティブ経済移行戦略」が公表されました。

本戦略は、ネイチャーポジティブの取組が企業にとって単なるコストアップではなく、自然資本に根ざした経済の新たな成長につながるチャンスであることを分かりやすく示し、実践を促すためのもので、(1)企業の価値向上プロセスとビジネス機会の具体例、(2)ネイチャーポジティブ経営への移行に当たり企業が抑えるべき要素、(3)国の施策によるバックアップ等が示されております。今回のセミナーではこれらの解説を通じ、企業の活動に資するものとします。

講演:「ネイチャーポジティブ経済実現に向けた国内外の動きについて」
    ~ネイチャーポジティブ移行戦略を中心に~

環境省 自然環境局 生物多様性主流化室
室長 浜島 直子(はましま なおこ) 様

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