カラシの種を持ち カラシを切る

何気なく辞書を眺めていたら、a grain of mustard seed(一粒のカラシ種)という表現があり、その意味が「大発展の可能性のある小さなもの」だとされていて、「おー、なるほど、面白い表現だね」と思いました。で、その後に”Bible Matt 13:31″とあるので気になって調べたら、これは聖書に書かれている言葉なんですね。ここは「あ、聞いたことがあるかもぉ…」とか言ってお茶を濁しておきたいところです。

マタイの福音書13章31-32節に「天の御国は、人が取って畑に蒔いた一粒のからし種のようなものです。 それは、すべての種の中で最も小さいものですが、成長すると、最も大きな灌木となり、空の鳥が来て、その枝に巣を作るほどの木になります」と書かれています。

ここでいうカラシはおそらくクロガラシ(Brassica nigra)であろうと考えられています。種の直径は1ミリ前後ですが、一年生植物で成長すると2.4メートルほどになるそうです。

もう一つ、辞書にcut the mustard(カラシを切る)という表現がありました。「期待に沿う」とか「基準を満たす」という意味です。「なんでカラシなの?」と思うのですが、由来は諸説あってはっきりしたことが分かりません。でも、これも面白い表現ですね。

持続可能な社会を作ることも他のことでも、自分の中にある”一粒のカラシ種”を意識しながら、最終的には”カラシを切る”ことができるようにしたいものですね。

さて、リマニュファクチャリング推進コンソーシアム(RECO)の主催で、循環経済のものづくりに関するシンポジウムが開催されるのでご案内します。

名称: 第4回リマニュファクチャリング・シンポジウム 「サーキュラーエコノミー時代のものづくり」
日時: 2026年3月4日(水)13:00~17:50 
会場: 日本科学未来館/オンライン 
主催: リマニュファクチャリング推進コンソーシアム(RECO)
参加費: 無料 

主な内容:下記HPより抜粋 

開会挨拶
産業技術総合研究所 執行役員/エレクトロニクス・製造領域 領域長
安田 哲二

基調講演「成長戦略としての資源循環経済確立に向けた取組について」
経済産業省 GXグル―プ 資源循環経済課
平泉 将登 氏

「リマニュファクチャリングの動向」
RECO 副会長 産業技術総合研究所 国際部国際室 室長
松本 光崇

「回転機械設備の状態監視、振動による予知・予兆、余寿命診断」
新川センサテクノロジ株式会社
伊藤 誠 氏

「生成AI利用によるリマン設計ガイドラインの構築」
東京大学大学院工学系研究科附属人工物工学研究センター
三竹 祐矢 氏

「モータのリマニュファクチャリング」
株式会社 AIST Solutions
高木 健太

ポスター発表/ネットワーキング

閉会挨拶
RECO 会長 産業技術総合研究所 製造基盤技術研究部門 研究部門長
三宅 晃司

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