空気からモノを創る

「あなたは空気のような存在ね」などと言われたら、どう感じるでしょうか。「え、そんなに存在感の薄い人間だと思われているのか」と感じるでしょうか。「え、そんなにかけがえのない存在だって思ってくれてるのか」と感じるでしょうか。はたまた、「それだけ気楽につきあえるってことなのかなぁ」と考えるでしょうか。

京都大学の沼田圭司教授にとっては空気は、無限の材料を生み出す打ち出の小槌に見えるかもしれません。沼田教授は、空気から人工シルクやプラスチックなどの高分子材料を作り出す研究をおこなっています。

海中に住む「紅色光合成細菌」は、光合成をすると体内に二酸化炭素や窒素を固定するため、これを大量に培養して菌の塊から使いたい高分子を取り出して精製して、それを材料にする、という技術だそうです。

京都大学のサイトにインタビュー記事がありますので、参考になると思います。2分半の動画をサクッと見るだけでも面白いですよ。

K.U.Research: ドキュメンタリー Vol.25
空気から作る高分子材料で未来を紡ぐ。「生物素材の学理に基づいた循環型材料の創出」

沼田圭司先生インタビュー:空気から作る高分子材料で未来を紡ぐ。(2:35)

いやあ、それにしても、無尽蔵にある空気・海水を利用した材料生産なんて、すごい話ですね。

そんな京都大学が開催する公開シンポジウムをご案内します。

名称: 「ゼロカーボンバイオ産業創出による資源循環共創拠点 公開シンポジウム」
日時: 2022年11月16日(水)13:30~17:00
会場: 京都大学/オンライン
主催: 京都大学「ゼロカーボンバイオ産業創出による資源循環共創拠点」
参加費: 無料

内容:
幹事機関挨拶
・京都大学 副学長・理事 時任宣博
・京都府 知事 西脇隆俊
・株式会社島津製作所 代表取締役社長 山本靖則

来賓挨拶 
・文部科学省産業連携・地域振興課拠点形成・地域振興室長 梅原弘史

【講演】
・京都大学工学研究科 教授/プロジェクトリーダー 沼田圭司
・京都府商工労働観光部ものづくり振興課 課長 足利健淳
・株式会社島津製作所 基盤技術研究所 新事業開発室 室長 髙橋雅俊
・有限会社フクオカ機業 代表取締役 福岡裕典
・Pieces of Japan株式会社 Co-Founder & CEO 小山汀奈
・Beyond Next Ventures 株式会社 有馬暁澄        

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