セミナー「エネルギー危機と気候変動対策」

「な、なんだこれは」と声がでかかりました。エネルギー価格のためだけに横軸がこんなに長くなっているグラフを見ると、事の重大さを改めて感じます。

EU統計局が4月のユーロ圏消費者物価指数の速報値を発表しました。

EU統計局:ユーロ圏消費者物価指数(2022年4月29日発表)

・前年同月比が過去最高値の7.5%上昇。(グラフ中、赤い棒All-items HICP)
・エネルギー価格は38.0%の上昇。(グラフ中、青い棒Energy)

パンデミックや脱炭素化への対応にウクライナ情勢が加わり、世界全体が地殻変動に直面している感があります。このような情勢の中で、気候変動対策という観点からはどんなことが考えられるでしょうか。専門家の方々のお話を聞いてみたいところです。

気候変動イニシアティブ(JCI)が主催するウェビナーをご案内します。
以下、JCIのサイトから抜粋します。

第2回「エネルギー危機と気候変動対策:クリーンエネルギー戦略に求められるものは何か」
日時: 2022年5月13日(金)13:30 – 15:30
参加費・参加登録: 無料・要事前Web登録
1 開会あいさつ
末吉 竹二郎 気候変動イニシアティブ(JCI)代表

2 講演
講演(1)「IPCC第6次評価報告書が提起した気候対策の緊急性」
増井 利彦 国立環境研究所 社会システム領域 領域長
講演(2)「エネルギー危機と自然エネルギー」
大野 輝之 自然エネルギー財団 常務理事

3 議論「クリーンエネルギー戦略はどうあるべきか」/質疑応答
増井 利彦 国立環境研究所 社会システム領域 領域長
大野 輝之 自然エネルギー財団 常務理事
山岸 尚之 WWFジャパン 自然保護室 気候エネルギー・海洋水産室長

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