空の脱炭素 SAFのシンポジウム

2022年2月、シンガポールで「グローバルSAF宣言(Global Sustainable Aviation Fuel Declaration)」が公表されました。持続可能な航空燃料(SAF)の開発や生産、消費の推進を約束するもので、エアバス(航空機メーカー)、サフラングループ(航空技術企業)、ロールスロイス(エンジンメーカー)、シンガポール航空の4社が署名しました。4月にはシェル・アビエーションが、10月にはトルコ航空が署名しています。

「具体性がないし、野心的でもない」という批評もあるようですが、しかしまずは、一歩でも半歩でも足を前に進める。そのうちに何かが見えてくるように思います。先日他界されたアントニオ猪木さんの「迷わず行けよ。行けばわかるさ」という言葉を思い出します。

飛行機は、二酸化炭素排出量が多いとはいえ、遠く離れた地域と地域を結ぶ重要な交通手段として欠かせないものですから、その燃料のあり方はこれから大きく変化していくことでしょうね。

Act for Sky: SAFとは何か

国土交通省、資源エネルギー庁が主催するSAFに関するシンポジウムが行われますので、ご案内します。

名称: 「空のカーボンニュートラル」シンポジウム ~SAFによる航空脱炭素化のこれから~
日時: 2023年2月10日(金)13:00~16:00
会場: イイノホール&カンファレンスセンター(東京)/オンライン
主催: 国土交通省、資源エネルギー庁
参加費: 無料
主な内容:
2050年のカーボンニュートラルに向けて、航空分野においても脱炭素化の機運が高まっています。SAF(持続可能な航空燃料)は航空脱炭素化に向けた切り札とも言われ、その利用拡大は重要な課題です。今回のシンポジウムでは、SAFの製造・利活用等様々な立場から最新の取組状況と今後の展望や課題を紹介・議論し、SAFの利用拡大について考えます。

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