「友よ、水になれ」 カーボンニュートラル支援を活用する

「無心になれ。型を捨て、形をなくせ。水のように」とは、武道家で俳優のブルース・リー(1940-1973)が遺した有名な言葉です。

これは格闘技の真髄を表しているのですが、アメリカのワシントン大学で哲学を専攻していた彼が語る言葉には、格闘技の枠を超えた人生哲学のような響きがあります。

社会の激しい変化に対峙するとき、時々、空高くから”Be water, my friend.” (友よ、水になれ)という言葉が聞こえてくるような気がします。

さて、カーボンニュートラルに取り組む中小企業向けに、さまざまな補助金や融資、専門家のサポートといった支援策が用意されています。4月11日、経済産業省がそれらの施策をまとめたものを公表しました。

「中小企業のカーボンニュートラル支援」

少し見てみてみます。
「カーボンニュートラル対策フローチャート」(p.3)のページ1枚を見ると、対策が3つの段階に大きく分けられています。
1.「CN(カーボンニュートラル)について知る」
2.「排出量等を把握する」
3.「排出量等を削減する」

例えば、まず「知る」ことから始めたい場合、自社の状況に応じて、
「カーボンニュートラル相談窓口」(p.6, 中小企業基盤整備機構)
「省エネお助け隊」(p.8, 省エネお助け隊)
「省エネルギー診断」(p.10, 環境共創イニシアチブ)
といった専門家の窓口があるのが分かります。

また、「削減する」ことを検討していて、なおかつ「設備の入替えや新設・増設をしたい」場合、「EV等を導入したい」なら「CEV補助金」(p.16)を見ればよいし、「初期投資を抑えて省エネ機器を導入したい」なら「ESGリース促進事業」(p.19)を見ればよい、といった具合です。

それぞれの項目ごとに1ページにまとめられていて、見やすくなっています。

激しい変化には水の如く柔軟な変化で対応し、乗り越えていきたいものですね。