国際財務報告基準財団が国際サステナビリティ基準審議会を創設と発表

企業による気候変動リスクの情報開示について世界共通の基準をつくることを目指して、国際財務報告基準財団(IFRS財団:International Financial Reporting Standards Foundation)が、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB:International Sustainability Standards Board)を来年2022年6月にも創設すると
グラスゴーでのCOP26で発表しました。

公表した原案は、温暖化ガス排出量について最大限の開示を求める内容で、企業が所属する産業セクターにかかわらずスコープ3までの開示を求めています。

実質ゼロと言うからには、まずは排出量が幾らなのかを知らなくては話になりません。ところが、それがちゃんと把握できていないのが現実です。

開示の世界共通基準つくりは、それぞれの地域で排出源と排出量を正しく知るのに欠かせない一歩です。