コロナによる社会変化と大気汚染物質の減少について

コロナによって減ったのは二酸化炭素の排出だけではありません。大気汚染物質も減りました。
その結果を、実質ゼロを目指す際に教訓にすべきだという報告があります。なるほどと感心しました。

大気汚染と炭素循環との絡み合いが示されたというのです。たとえば窒素酸化物。これが減ってメタンの分解が遅くなり大気中の滞留時間が長くなるという次第。

二酸化炭素の排出削減といっても、それだけ単独で起こすことはできません。削減と同時に他に何が起きるかを考えなくてはならないのです。場合によっては、この視点で手法の選択をする必要もでてくるでしょう。