ヨーロッパの猛暑のニュースが連日報じられています。コペルニクス気候変動サービスによると、先月の西ヨーロッパの気温は、6月としては観測史上最高になりました。
Intense heatwave brings hottest June for western Europe as the month ranks second warmest globally(記録的熱波 西ヨーロッパで6月の観測史上最高気温を記録 世界全体でも史上2番目)(コペルニクス気候変動サービス、2026年7月14日)
この記事の冒頭に出てくる棒線グラフを見ると、1979年以降の6月の気温変化が大きく変化したことがよく分かります。これは1991から2020年までの6月の平均気温を基準とし、それとの気温差を示しています。1991年には-2℃くらいだったのに、今年6月は+3.06℃になっており、これが過去最高です。その差は実に5℃もあります。
他にも、
・1991年は-2℃くらいだったが、それ以降は明確な上昇傾向。
・2000年からは、基準より暑くなる年が圧倒的に多くなっている。
・2016年以降の過去10年に絞ると、基準以下になったのは2020年と2024年の2回だけで、しかもマイナス幅は0.5以下しかない。
ということが読み取れます。
上昇基調が明らかで、とても厳しい状況にあるのだと改めて認識しました…。日本もやはり、警戒して備えておくほうがいいですね。
6月29日に防災学術連携体が開催したウェビナーの映像が公開されていますので、ご案内します。この夏から秋にかけての猛暑や豪雨のリスク、風水害・土砂災害のリスクなどについて、5人の専門家が解説しています。
名称: 市民へのメッセージ2026 「危険さを増す地球温暖化、夏秋の気象災害に備えましょう」
開催日: 2026年6月29日
主催: 一般社団法人 防災学術連携体 幹事会
主な内容:下記HPより抜粋
(司会)米田雅子 宇都宮大学理事、防災学術連携体代表幹事
【趣旨説明】橋田俊彦 横浜国立大学客員教授、防災学術連携体学識会員・幹事
(1)危険さを増す地球温暖化の要因・実態と影響を知り、対策を進めよう
肱岡靖明 国立環境研究所 気候変動適応センター長(水文・水資源学会)
(2) 地球温暖化の進行により、豪雨・猛暑などの異常気象が増えています
中村 尚 東京大学名誉教授、防災学術連携体学識会員・幹事 (日本気象学会)
(3) 熱中症を予防しましょう
横堀将司 日本医科大学教授、高度救命救急センター長(日本救急医学会)
(4) 豪雨・台風に伴う風水害・土砂災害に備えましょう
池内幸司 河川情報センター理事長,防災学術連携体副代表幹事(土木学会)
(5) 複合災害や広域の災害にも備えましょう
橋田俊彦 前出
【質疑応答】
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